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2015年2月6日金曜日

BlueBottleCoffeeでつきぬける。

 
〜サード・ウェーブコーヒー世代の蒼き巨人・Blue Bottle Coffee(ブルーボトル コ ーヒー)日本初上陸。 
 
  

Note Tokyoよりも
Blue Note Tokyoの方が好き。

赤い河(B'z)も好きだけど 
蒼い河の方が好き。

Red Oceanより
Blue Oceanが好き。(戦略的な意味でも)

赤松将軍(室町時代の人)より
ブルー将軍(桃白白に瞬殺された人。強いオカマキャラ。)の方が好き。
本当はそうでもない。トントンぐらい。

会社が火の車より
業績は青天井な方が好き。(切にねがう)

 


Bottle Coffeeより
Blue Bottle Coffeeの方が好き
 
 
 
  


Blue



 

それは言葉に、モノに現象に、存在に、美と調和と彩りそして価値をもたらす色


サードウェーブコーヒーの本格的な日本上陸が本格スタートしている2015年 


その一役を担う旗手的存在にして真打ち

コーヒー界のApple
サードウェーブコーヒー世代の蒼き巨人



Blue Bottle Coffeeが遂に日本へ初上陸を果たした。





 

2015年2月6日の吉日(多分)
朝8:00にOpen。 

雲はほのかにピンク色に焼け
満月からほどよく欠けはじめた月がくっきりと西の空に浮かんでいた。

有り難いことに
快晴が予想される空模様だ。






場所は

清く
澄んだ
白い

がとうとうと流れる
実際は普通に蒼い河が流れる町・清澄白河





東京都美術館やテニスコート、広大なグラウンドやランニングロードなどを擁し
緑が豊かに生い茂る空氣の美味しい木場公園が広がる自然溢れる町。 


工房や工場、倉庫なども数多く点在・密集している、古き良き昭和の町の面影を色濃く残している、

いわゆる「下町」



そんな清澄白河という
街(City)というよりも
町(Town)に


「ブルーボトルコーヒー?十年前からココにありますけど?」


的な風貌で、この町並みに見事にマッチした


いちGarage風の景観デザインのBlue Bottle Coffee 清澄白河 ロースタリー&カフェ。






まだ朝焼け前。




闇夜から段々と明るみを帯びてゆく時間に自転車で向かい、無事お店前に到着。
自転車置き場もしっかり確保されている嬉しい配慮。




立っているだけだと段々靴まで凍ってくるんじゃないかっていうぐらい凍てつく本日の朝の気温は何度なのだろうか。

路面は昨日の雪やみぞれの影響あってすっかり凍結。
滑らなくてよかった。滑ってばかりのこの人生もそろそろもう滑りたくはない。
 

前から数えて13、14番ちょいぐらいだった。

 

「朝早くお並び頂きありがとうございます!」


左胸にブルーボトルの刺繍入りのエプロン姿のお店の方が

定期的に外の様子を伺いつつ氣遣いつつ
勢いよく伸びゆく列を綺麗にスマートに整理してゆく

取材陣も続々と増えてくる。


並んでいると先頭の方から取材が始まり

ポケットに手を入れているところを撮りたいとお願いされ(寒さを表現)

開店を待ち望んでるような後ろ姿を撮られる(期待感)

見せ方って大事だ。




一番先頭の人は一体何時にココへ到着して
西野カナばりにずっと震えていたのだろうか。

凍結した地面にコケる人多数。

待っている間
目に映る範囲で何人かの自転車乗りがハデに転び

スクーター乗りが横転し
何台もの車がスリップし
取材にいらしていた方もつるっといった。



 





開店直前


見たことのある白髪で恰幅の良い外国人男性がのそっと顔を出す。


一目でわかった。

Blue Bottle Coffee創業者・James Freeman氏その人である。




「アリガトウゴザイマース^^  」


その表情はとっても豊かな優しさに溢れていて、幸せそうに見えた。



 
300名をゆうに超える行列。


 
朝の
しかも平日のこの時間。
 

小学生達がゾロゾロと、この大人の大行列を横目に騒ぎながら登校してゆく。




なにこの列ー!
すげー!
きもちわりー!
なになにー!
あ、たしかぶるーぼとるこーひーっていうアメリカのコーヒー会社がこっちに新しく来たってトーチャンが言ってたからそれだよ!←一人ほんとにこうゆう的確なコト言った小学生男児がいました^^;

学校でも博識物知りで通ってるんだろうなと。




朝8時。3カウントでお店がオープン。

ゴウンゴウンゴウン…というマシンの稼動音と共に
銀色に輝く煙突から白い煙がモクモクっと上がった。



煙突もブルーに染めあげちまえばいいのに。と思った。






先頭の方から、順番にメニューが手渡される。












おおおおお、、、、全部、、、、美味し、そう。


各商品について
とても丁寧な説明文が添えられている。


13、14番目ぐらいだったのですぐに中へ入れた。


花も沢山届いていた。





透明なガラス扉をくぐればまさにそこは味のある素敵な雰囲氣のGarage!!




広々とした奥に焙煎する極上の豆がたっぷり詰まっているのであろう

パンッパンに膨らんだ豆袋がいくつも積み重なっていた。




10人単位での入店だったので列もぎちぎちではなくゆったりと。


真横でニコニコと微笑み浮かべながら立っていたのは

愛しそうに、日本初のお客さん達を眺めている創業者ジェームズ=フリーマンさん。




写真をおねがいして一緒にぱしゃり。

その後も何度か撮影ご一緒させていただいちゃいました。

快諾いただきありがとうございました。



昔から、日本には好きな珈琲店が沢山あるようで、

焙煎にとことんこだわる
まさに職人、匠の域。

本物





Blue Bottle Coffeeには
彼がこれまで触れて来た日本の魂宿る珈琲作りが
お店に、味に、従業員のサービス姿勢に、しっかりと反映されているのでしょうね。











清澄白河店は焙煎所がお店の大部分を占めている。

座席は

わずか8席



今回特別に解放されていた座席はあくまで特別。




普段はカッピングシートとして利用してもらう予定なのだそうだ。

テイスティングをしたりするスペースとのこと。


「3月7日にオープンする青山店も座席は8席~10席程度なのですか?」

「青山店は70席のご用意がございます。」



〜何処でお店をやるのか〜
〜そこに生きる人達、そこを利用する人達が一番求めるものは何か〜



関わる人・モノ・コトを究極的なレベルまで理解する 


器変わればそのカタチも美しくおさまる水のように
お店のデザインもその街・町に深く根を下ろすべく変化し、合わせる。


(当然だとは思うが)しっかりとお考えなのだな~と思った。
 


オリジナルコーヒーキャニスター(紅茶・コーヒーなどを保存する蓋つき容器)や
円錐台形型の口当たり滑らかなオリジナルマグカップは清澄白河限定品。





 
たちまちのうちに完売することだろう。
丁寧にいつまでも使い続けていたくなる美しいデザインだ。


いつかこの混雑も落ち着いて
通常営業出来るようになれば沢山の種類のコーヒーを飲めるようになるはずだが 


オープン初日の本日はケニアの豆を使用した焙煎コーヒーのみをご提供。
 
 

購入時

自分の名前を告げるようおねがいされる。

何故だろうか。
 






レジの横、目の前での焙煎時に
スタッフの方の手前には
自分の名前がでっかく印字されたレシートが。
 

 

「あなたのコーヒーをまさに今、作っていますよ。」というスペシャル感。

「ウマそうなコレ。あなた貴女貴男アナタの。ですよ。」感。

「自分のコーヒー」が作られてゆく過程を実感出来る
ほんの少し
だが確実に心を掴む 
温もりある仕掛け。工夫。



こだわっているのはコーヒー豆や焙煎だけじゃない

お店を訪れるお客さんを
永遠にお客さんたらしめるだけの魅力に溢れたお店作り。

期待以上の満足感をもたらす

そういう想いが経営理念にある会社は本当に強く、素敵で、愛され続ける。



Blue Bottle Coffeeは(コーヒー)サービスにおけるプロフェッショナルコンセプターだ。


・・・記事を読み返してると一瞬大袈裟かもと思ったが、別に良いか笑
心から感じたことだ。
    

ちなみに時計業界のプロフェッショナルコンセプターはRICHARD MILLE氏だ。

本国から今日を含めて数日間
日本に滞在されているのだろうなと思える関係者の方々が沢山おられました。



デザインも素敵で性能も間違いなく最先端高性能であろうマシーンでは完全にウマそうなワッフルづくりを。 

マシーンにもブルーボトルマークが。 






ブルーボトルコーヒーオリジナルグッズは他にも沢山あり

オリジナルセラミックドリッパーや

女性なら常に持ち歩きたくなるような可愛らしいデザインのトートバッグなども置かれていた。



紙袋も大小ある。




 

個人的には陶器かガラス製の
ブルーのボトルなんかを作ってくれないかなあと。  
そもそもココ、”ブルーボトル”コーヒーさんだし。


何入れるかはおいといて、毎日持ち歩きたいボトルになるだろう。
 

食事も、今回食べて美味しかったのはグラノーラだ。





イートインのみなら瓶で出てくる。
購入ならば紙パックで。


ミルクを自分の好みの量だけ入れてO.K 


十分に美味しかったが
試しに本日のコーヒーを混ぜ合わせたら
またコレ最高にマイルドな美味しさが口の中一杯に広がった。


コーヒーも食事も期待以上だった。




清澄白河店の店長さんにもお忙しい中少しお時間いただき
2階がどうなっているのかを聞いた。


爽やかすぎる笑顔で一言。
「オフィスですね!」



僕ら普通のお客さんは永遠に見ること叶わないだろう。多分。

でもきっと

普通のありきたりなオフィスなんかじゃないことはわかってる
わかりきっている。


見たい。



どこかの探究心溢るる素敵な雑誌編集者さんがしこたま取材してくれることを切に望む。



座席での食事時間中は
スペシャリティーコーヒーフリークなのであろう、
様々なご職業の方々との出逢いもあった。

Facebookで繋がってみれば共通の友人もおられたりおられなかったりで
世間の狭さに驚くばかり。


中には京都やさらに遠方からこの日ここに来る為だけにいらっしゃった方もおられて

自分、、チャリで来ましたとは
とてもじゃないが言えなかった。 

あれ、言ったかも。朝早かったので憶えてない。


お会いした方々、これからどうぞよろしくおねがいいたします(^人^)


 

今後、ちょくちょく通いたい
優しい陽の光差し込む素敵なお店 
Blue Bottle Coffee


3月7日には青山店がオープンする座席たっぷりの
Blue Bottle Coffee



人も、食事も、空間も
時の流れそのものを豊かにさせてくれるお店でした。


早朝から有り難い体験体感させていただきました。ご縁に感謝!

オープンしてくれてありがとう。


お店を出れば引くほどの行列
明日も間違いなく混みそうです。









「あれ?コーヒー好きなんでしたっけ?」



「いえ、、特に。」



「じゃあ何で早朝寒い中わざわざ並びに行ったんですかあ?」

 


「ボトルコーヒーの前に「ブルー」って付いてたから。。。」








Blue sunshine, Blue forever!!

おしまい。



 



『Blue Bottle Coffee 清澄白河 ロースタリー&カフェ』
住所:東京都江東区平野 1-4-8
営業時間:8:00~19:00
定休日:年中無休(!)
カフェ席数:8席(!?)
クレジットカード決済可能(!)








。。。






BlueBottleCoffee創業者James Freeman氏から頂いたメッセージ




Please come back to BB. 
Takayuki    

James



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